台南から高雄へ

台南から高雄へは高鐵を使って移動しました。

台鉄を使っても行けるのですが、本数がそれほど多くはなく、時間も少し遅くなってしまったので、高鐵を選びました。

台鉄の切符売り場。普通電車であれば悠遊カード や iPass で乗れます。

行きと反対のホーム。なんか日本とあんまり変わらない雰囲気

行きと同じルートで沙崙駅(＝高鐵の台南駅)まで行き、高鐵で高雄に向かいます。

所用時間はわずかに 10分ちょいくらい

2回目の高鐵

といっても、高鐵の終着駅は左営駅という、高雄から少し北に離れた場所にあり、ここからさらに地下鉄に乗って高雄の中心部に向かいます。

高雄の地下鉄路線図。左営(高鐵)からレッドラインにちょっと南に下った所にあるのが中心部の高雄駅

台南と同じパターンですが、現在左営駅から高雄駅までの延伸工事が行われていて、これが完成すれば、高鐵だけで一気に高雄の中心部まで行くことができるようになります。

観光

高雄ライトレール

前回訪問時と大きく変わっていたのが、高雄ライトレールが開通していた点。

高雄市内の西側、籬仔内駅と哈瑪星駅を結んでいて、最終的には市内を一周する環状線になるそうです。

iPass、悠遊カードももちろん使えます。

このライトレールのおかげで海沿いエリアの移動が便利になり、街の景色もどこか近未来的な雰囲気になったような気がします。

駅の様子。建設現場の背景がどことなく近未来感

旗津島

旗津島は高雄の西に浮かぶ小さな島で、元々は本当と繋がった半島だったのだとか。

前回訪問時に諸事情でチラッとしか行くことができなかったこの旗津島に再チャレンジ、というのが大きな目標の一つでした。

ライトレールの終点、籬仔内から徒歩 10分くらいの場所にある、鼓山フェリー場から船に乗って向かいます。

悠遊カード/iPass が使えるので、スッと乗ることができます。

フェリーは割と小さめで車は乗りませんが、バイクは乗車可能。

1階はバイクでびっしり

20分ほどの船の旅

とはいえ割と遅くなってしまい、日没ギリギリの時間に到着。

フェリーを降りてお土産屋さんやレストランが立ち並ぶ通りが旗津老街を眺めつつ、日没の前に景色がキレイというスポットに向かってみます。

旗津老街

大分日が暮れてます

星空隧道というトンネルを抜けると...

絶景スポットが広がっていました。

ちょうど夕暮れの海が目の前に広がって壮大な景色。

サボテンが花をつけている...

釣りをしている人々も

こちらの浜辺もいい感じ。

駁二芸術特区

駁二芸術特区は倉庫街の跡地をリノベーションして作られたアートスペース。

倉庫の建物を利用したアトリエや展示館、商店が立ち並び、外にも様々な作品が飾られていて、一面アートに溢れたエリアとなっています。

ここも前回チラッと訪れたのですが、ノンビリ回ってみることにしました。

トイレの案内もちょっとひねりが効いてます

ここにもライトレールが通っていて、前回よりもアクセスしやすくなりました。

レンタルサイクル

ショッピングモールに行こうと思ったら、ライトレールの降りる駅を間違えてしまったので、近くにあったレンタルサイクルを試してみることにしました。

自転車が置いてあれば借りられます。

借り方を調べて、端末を操作。1時間以内であれば無料で借りられるそうです。

手続き完了。若干空気が抜け気味なのはご愛敬

久々に乗る自転車で気持ちいい・・・のですが、とにかく暑い。

もうちょい涼しい季節なら、あちこち回るのによさそうです。

マッサージ

台南で歩き回って割と足がオシマイになってきていたので、台北で行こうと思っていたマッサージを高雄で受けることにしました。

色々口コミを調べて向かったのが 善水堂養生概念館 というマッサージ屋さん。

地下鉄オレンジラインの塩埕埔駅から 5分くらい歩いたところにあります。

体もバキバキしてきていたので、全身マッサージ 75分をオーダー。日本語のわかる若い兄ちゃんが対応してくれました。

まずは足湯。この間にもサービスということで肩のマッサージをしてくれます。力は強めですが、痛気持ちいいくらい。

この写真しか撮ってなかった...

続いて地下に移動して全身マッサージに移動。「強メデスケド、大丈夫？」と聞かれるくらい、かなりグイグイ押されます。ですが、これまでの疲労にはちょうどいい感じで、途中少しウトウトしてしまいました。

最後にストレッチと、左右の足のバランスを確かめながら、関節をパキッとしてもらって終了。かなりほぐされました。

ホテル近くの公園

高雄最終日。朝ご飯を食べ終えてホテルに戻る途中、近くの海沿いによさげな公園があったので散歩してみました。

星光水の畔公園

ここから旗津島へのフェリーも出ているようですが、休日限定で本数も限られている模様。

高雄港に面しているので貨物船がたくさん

後ろにそびえたつ高雄85ビル

海辺はやはり落ち着きます

一方で、広場には謎の海洋生物のオブジェが並んでいて、駁二芸術特区のような雰囲気

モザイクタコ

モザイクシオマネキ

どこまでがオブジェで、どこまでが本物の建築中でしょう？

ちょっとぶらつくにはちょうどいいスポットでした。