今回は毎度おなじみフェリーと寝台特急サンライズの旅。
どちらも何度も利用していますが、今回はその両方に泊まるだけの乗り物の旅です。
2泊3日では?と思われるかもしれませんが、サンライズ号で 1泊して降りたらそこはもう東京。つまりは帰宅したも同然なので 0カウント。ということで 2泊2日としています。
旅のコンセプト
いつものフェリー旅のつもりが...
始まりはいつもの衝動「おふねにのりたい」
前回の旅で乗った船首が見える部屋が非常に良かったので、今回も船首の見える和室部屋が空いているタイミングを狙いました。
ひのとり号
いつもなら名古屋に着いたらとっとと帰ってしまいますが、今回は少し足を延ばして、すごいと噂の近鉄の特急「ひのとり」号のプレミアムシートにも乗ってみます。
そして乗り物泊の旅へ
ひのとりに乗ると大阪に着きます。
いつもなら大阪に着いたらとっとと帰ってしまいますが、今回はもう少し足を延ばして、サンライズ瀬戸・出雲に乗ってみます。
最初はそんなつもりじゃなく、とっとと帰るか、もう 1泊するか、はたまたさらにお船に乗ってみるか、いろいろなパターンを考えていたのですが、とりあえず開いたサンライズ瀬戸・出雲の予約サイト。
空いてました。個室が。船を降りたその日なら。
迷った末に予約して、2泊2日の旅が確定しました。
どこから乗るかもちょっと迷って姫路駅に。
大阪からだと乗車時間が 24時過ぎと大分遅くなってしまうし距離も短くなるので、せっかくならもう少し手前、東京から見たら奥から乗りたい。
始発は出雲か高松ですが、出雲だと大阪からだとやや遠くて出発時間も逆に早過ぎるので、あんまり現地を見て回れない、高松と岡山からは乗ったことがある、ということで間を取って姫路に決定。
なんの間かはわかりませんが、日本 3大名城の一つ、姫路城も見学することにしました。姫路なら新快速で行けちゃいますしね。
旅の準備
今回はほぼ乗り物に乗るだけなので、準備としてはチケットのネット予約だけ。
仙台から名古屋までのフェリー、名古屋から大阪までの ひのとり、姫路から東京までのサンライズ号、それぞれの予約サイトで手配します。
近鉄の特急はチケットレスサービスを使えば発券は不要で乗車券 (または交通系ICカード) のみで乗車できます。(本当に乗れるのか不安で駅員さんに聞いた)
e5489 での予約は乗車前に JR西日本管内の窓口や券売機での発券が必要です。サンライズは電車が来る前に閉まっちゃう所もあるのでご注意を。
太平洋フェリーは乗船の前にターミナルの窓口で手続きを行います。ちなみに、この時はフェリーが国の旅行支援の対象だったので、通常は決済を事前に済ませておくところが乗船前に窓口で支払う形に変更になっていました。
ちなみに、太平洋フェリーの旅行支援の対象は名古屋着の便のみ。色々ある みたいです。
荷物も少な目なんですが、帰りのカバンには若干の余裕を持たせたかったので、先日ちぎれたショルダーストラップを修理したばかりの大きめのリュックで行くことにしました。
電車で「ウーバーイーツだ...」と言われた右側のやつです
仙台までの新幹線は事前の予約は取らず、当日にスマートフォンから予約、購入しています。
仙台へ
いつもなら前ノリして仙台で 1泊するところですが、今回は途中から乗り物だけに泊まることにしたので、フェリー乗船の朝に仙台に向かいます。
しかし、フリーランスのエンジニアにとって早起きは大敵。ですがそれ以上に大敵なのが満員電車。
なので頑張って早起きをして通勤ラッシュが始まる前の電車に乗ることで満員電車を回避します。
雨混じりの朝の中野駅
しかし失敗。
もたもたしてたら朝の通勤ラッシュが始まっちゃってました。
足元のデカいカバンを捌きながら、満員とまではいかないまでも混雑する中央線に揺られて東京駅に到着。
朝の東京駅はエスカレーターが両方下りに
朝食と飲み物、そして えきねっと で仙台行きの切符を購入して乗り場へ。
クラシカルなサンドイッチ
ゆったりと席に座って仙台へ向かいます。
おなじみのフェリー
9時ちょっと前に仙台駅に到着。
フェリーターミナルに向かうには少し時間があったので、エキナカにあるレンタルブース、STATION WORK でノマドワーカーを気取ります。
STATION WORK は JR東日本が運営しているレンタルブースで、ネットから 15分単位で予約が出来るので非常にお手軽。Suica を鍵代わりに利用するのが JRっぽい。
船の上ではインターネットがほぼ期待できないので、今のうちに存分にインターネットをしておきます。
インターネットを補充したら、JR仙石線に乗って中野栄駅へ。
行くのはマンガッタンではなく中野栄
中野着いた
そこからフェリーターミナル行きの路線バスに乗り換えます。
フェリーの出航時間に合わせてやってきます
バスに揺られること 10分ほどでフェリーターミナルに到着。窓口を乗船手続きを行います。
旅行支援の専用窓口もできてました
手続きを済ませたら、乗船開始までしばし待機。
出航 30分前から乗船開始
今回乗るのは「いしかり」号。
フェリー・オブ・ザ・イヤーを 2011年から 10回連続で受賞している、フェリー・オブ・ザ・フェリーと言える存在です。ちなみに太平洋フェリーさんとしては 29年連続受賞 という圧倒的強さを誇っており、何度も乗りたくなってしまうのものも納得です。
開放的な吹き抜け階段
船内も広々してます
今回の部屋はこちらの和室。
畳貼りのくつろぎ空間もさることながら、窓からは船首の様子が一望できるのが何よりの魅力。
ちなみにこの和室は最大 3名利用の部屋ですが、繁忙期でなければ 1人で利用しても追加料金はかからず、2名、3名の時と同じ客室料金で利用できます。他だと貸し切り料金が取られてしまうところもあるので、一人旅にとってはとてもありがたいポイントです。
そして出航。
— こばやしはじめ (@hajime) November 19, 2022
こんな出航の様子を先頭から眺めることができます。
ランチはいしかり名物の まかないカレーを頂きます。
このカレーがとにかく濃厚でコク深い、他ではなかなか味わえない美味しさ。いしかりに乗ったら毎回このカレーを食べてしまいます。
いわば、これを食べに船に乗りに来たようなもんです。
その後は和室でノンビリ...とはいかずにノマドワーカー気取り。窓辺から陸地が見えている間はギリギリ WiFi が入るので、その間にできる事をやっておきます。
日が暮れたら波に揺られながらの風呂に浸かって、レストランで夕食のビュッフェを頂きます。
これを楽しみに船に乗りに来たようなもんです。
焼酎を頼むと水割りセットも借りれます
程よくお酒が入ったところで、波に揺られながら就寝。
おやすみなさい
翌朝は日の出を眺めながらの朝風呂。
おはようございます
そして海を眺めながらの朝食。
これ来たもんです。
あとは入港まで今度こそノンビリ。
これはこないだの入港の様子 pic.twitter.com/n6MZagVamj
— こばやしはじめ (@hajime) December 20, 2022
定刻通りに名古屋港に到着しました。
名古屋着
名古屋への到着は定刻通りの朝 10時半でしたが、次に乗る特急ひのとりは名古屋駅を 12時ちょうどに出発なので割と時間がありません。
そして名古屋駅まではフェリーターミナルからバスと あおなみ線を乗り継いで向かうのですが、バスの出発は 10時 49分。そのあとは 11時過ぎになってしまいます。
名古屋までは大体 30分
さらに今回は旅行支援で 3,000円分のクーポンがもらえるのですが、愛知県内でしか使えないので使えるタイミングは名古屋駅での乗り換えのタイミングくらいしかなく、その上このクーポン、下船後にターミナルの窓口で有効化してもらう必要があります。
もらった時点ではまだ使えません
しかし、クーポンの窓口には既に長蛇の列。なんとか 10時49分のバスに乗れれば買い物の時間が確保できそうですが、乗り逃すとメンドウになります。
- クーポンを諦めて 10時 49分のバスに乗る → クーポン分のオトクは減るけど、元々ないものなので諦めがついて余裕が生まれる
- クーポンを受け取って、あおなみ線の駅までタクシーで行く → クーポンは使えるけど、タクシー代分が相殺される (ヘタしたら赤字)
- クーポンを受け取って 11時 17分のバスに乗る → ギリギリだけどワンチャン買い物の時間はあるかも
この中なら 3番目かな...などと考えながら並んでいると、前で並んでいた人たちが実は代表 1人とその付き添いみたいな感じでどんどんはけていき、ギリギリ 10時49分のバスに乗車して大勝利。
マジでギリギリ
乗り込んだ直後に発車したのでまさに奇跡。あと一人分遅かったらクーポンもおじゃんでした。
というわけで、無事に 11時過ぎたにはタワーだらけの名古屋駅に到着。
タワーだらけ
とはいえ 1時間もないのでクーポンが使えるお土産屋さんを急いで物色。ほぼクーポン分ぴったりのお土産を購入して、近鉄の乗り場に向かいます。
奇跡の 5円残し
今回色々買ってみた中で 1番のヒットはこちらの ゆかりのスナック。
名古屋土産の定番のエビせんべい「ゆかり」を、チーザと同じ形のスナックにしたもの。(チーザを作っているグリコとの共同製作です。)
チーザのザクザクと歯ごたえがと濃厚なエビの風味が相まって、食べると止まらなくなります。
本家の ゆかりも買いましたが、こっちのが価格もお手頃なのでトータルの満足度ではこっちのが高いかもしれません。
あとは、いつか試してみようと思いつつ手を出していなかった「たべてみそかけてみそ」も購入。豆腐やおでんにかけて食べてみた感想としては、もっと早く手を出しておけば良かった。(もっと甘いと思ってました)
ひのとり乗車
お土産を悩み過ぎた結果、出発 5分前と結局ギリギリのタイミングで近鉄の名古屋駅に到着。
既に真っ赤なボディーの ひのとり が停車していました。
ホームの逆サイドまで歩いて先頭車両へ。今回は 1番前の座席は埋まっていましたが、2番目の一人掛けの席を確保。
運転席からの前の景色を十分楽しむことができそうです。
そしてとにかく椅子がふかふか。グリーン車どころか新幹線のグランクラスくらいの座り心地で、座っているだけで豪華な気分になります。
出発してしばらくしたところで今日の駅弁タイム。名古屋駅で買っておいた ひのとり弁当を頂きます。
お品書きには「名古屋の寿屋さんの焼売と、とりづくしのお弁当」と書かれていて、非常に豪華で具沢山。
というか ひのとり に乗りながら食べつくしちゃっていいんでしょうか。とり。
でも、お味はどれも美味しく、ボリューミー。非常に満足感の高いお弁当でした。
大阪から姫路へ
名古屋から 1時間半ほどの乗車で大阪難波駅に到着。
したのですが、ひのとりから降りたら同じホームでそのまま次の電車が来るのを待ちます。
というのも、近鉄は大阪難波から阪神電車に乗り入れているので、そのまま乗り継いで神戸方面に行くことができます。
何ならそのまま西鉄まで乗り継いで一気に姫路まで行くこともできてしまうのですが、今回は途中の元町駅で一旦降ります。
駅を出て、商店街を抜けた先にあるのがこちらの南京町。神戸の中華街です。
そしてお目当てはこちらの豚まん。
南京町の老舗「老祥記」さんの名物で、この日も平日にも関わらず豚まん目当ての長蛇の列。
ずらり
ですが、行列は満員電車や早起きに並ぶ大敵。行列なだけに。
...なので老祥記の向かいにあるこちらの「曹家包子館」さんへ。
こちらのお店、よくありがちな有名店の近くで似たような商品を売る便乗戦法的なものではなく、実は老祥記さんが直接プロデュースを行っている、いわば姉妹店。
なので基本の味はほぼ一緒で、こちらの方はアレンジとして具材の中にシイタケが追加されています。
看板にも全面監修と書かれてます
好みはありそうですが、個人的に食べ比べた感想としてはシイタケ入りの方がむしろ美味しいくらい。しかも大敵の行列も回避できるので、こちらを選ばない手はありません。
1個 100円で 1個単位で買うことができ、今回は 14個購入。冷蔵なら 4日、冷凍すれば 2週間持つので、仙台のダイソーで買っておいた保冷パックと氷で冷ましながら持って帰ります。
これを買いに大阪から足を延ばしたようなもんです。マジで。
ウラの目的だった豚まん購入も達成したので、あとは姫路に向かうだけ...と行きたい所だったのですが、ミーティングの予定が入っていたので一旦兵庫駅へ。
なぜ兵庫駅かというと仙台でも借りた STATION WORK が兵庫駅にもあったから。運営は JR東日本ですが、西日本エリアにもいくつか設置されているので、同じ会員情報で利用することができます。
どこか適当な屋外でも良かったのですが、テザリングしている携帯のバッテリーが若干心許ない状況で、ミーティングの時間までに電源が確保できるカフェが見つけられるかどうかもわからなかったので、確実に充電が行えてプライベート空間も確保できて、事前に予約もできるレンタルブースが最適解となりました。
予定より若干長めになったミーティングを終えて、改めて新快速で姫路駅へ向かいます。
ブレてますけど新快速です
姫路到着
できれば明るいうちに着きたかったのですが、兵庫を出発した時点で大分日が暮れてきていて、姫路駅に着いた頃にはすっかり夜に。
幸運にも座ることができたものの、車内は既に帰宅ラッシュが始まっていて車内は混雑。満員電車からは逃れられない...
それでも新快速の超スピードで 40分ほどで姫路駅に到着。
駅から出ると、まっすぐ伸びる道路の先には早くも三大名城の姿がチラリ。
もう見えてます
すっかり夜になってしまいましたが、サンライズの出発時刻までは時間があるので、カバンをコインロッカーに預けて観光がてら街をブラブラ。
大分近づいてきました
姫路城に到着。展示などは全部閉まっていましたが、外の公園から眺めることはできたので、一応目標は達成。
白鷺城という別名の通り真っ白
駅から伸びる長いアーケードのみゆき通り
ブラブラしたらお腹もすいてきたので、事前に目星をつけていたお店に向かいます。
...と思って入ったら、実は手前にあった別の店の 淡州さん 。ということに気づいたのは、席について とりあえずビールを頼んでから。
せっかくなので軽く飲んでからハシゴしようと、何品か注文。
まずは もつ煮。
クリーチャー感がハンパないですが、ちゃんと鶏のモツです。ちなみに黄色いツブツブはいわゆるキンカン卵。お腹の中で殻が作られる前の卵で、黄身の濃厚な味わいと白身のぷりぷりした食感が一度に味わえる、もつ煮に入ってると嬉しいやつです。
この時点で期待が出来そうな感が出てきたところに串焼き 3本が到着。
レバー、つくね、そして ずりと呼ばれている砂肝です。
席の目の前の焼き場で丁寧に焼かれて焼き加減も塩加減もちょうどよい塩梅。
そしてはらんぼ焼き。
これはカツオの腹の部分の身を塩焼きしたもので、しっかりした歯ごたえとジューシーな旨味が溢れる一品。お酒と合わないわけがありません。
焼酎の水割りも頂いたところでお勘定。
次来る機会があれば、もっとじっくり攻めてみたいと思うくらいの良いお店でした。
次はカツオの藁焼きもトライしたい
そして改めて、最初に行こうとしていた「地元の料理が食べられる店」で調べたお店、萬福さん へ。
まずは姫路おでん。
汁はなく、上から酢醤油と七味をかけてあるという、見たことがないスタイルのおでん。
普段食べている おでんからは大分かけ離れていますが、これはこれでとても美味しい。特にこってりとした牛すじとサッパリとしたポン酢との相性が抜群。他の具材も酢醤油で食べることはなかったので新鮮な味わいでした。
つづいてひねポン。
「ひねどり」と呼ばれる、通常より長い期間育成された鶏肉に、ポン酢をかけて頂く料理です。
味の方向性は最初のおでんと似ていますが、おでんがあっさり系だったのに対してこちらはお肉に歯ごたえがあって、噛めば噛むほど旨味が出てくるがっつり系。それでもポン酢で酸味が効いているので、しつこさはありません。
たまらず姫路の地酒、神力を注文。
そして、なんだか妙に食べたくなったトロタクを注文。
想像していたものをいい意味で裏切る DIY スタイル。
ボリュームたっぷりでトロトロのネギトロに、たっぷりの海苔。沢庵は写真よりも白く無着色っぽい感じで、ちょうどよい味加減。
海苔で巻いたり巻かなかったりしながら地酒と共に楽しみました。
どちらのお店も、お城へ続くアーケードなどで賑わう方から駅を挟んで反対側に位置しているのですが、どちらもクオリティが高く、他にも渋くてよさげなお店が立ち並んでいたので、飲み歩くのはこちら側の方の方が楽しそうでした。
あと、帰りに散歩してたら川沿いの砂利道に芝が生えていて、それが異常にフカフカだったのが楽しくてはしゃぎました。
はしゃいでた時の様子
人生で一番フカフカな何かを踏んだ
— こばやしはじめ (@hajime) November 16, 2022
とにかくフカフカでもう一度わざわざ踏みに行くくらいフカフカだった
— こばやしはじめ (@hajime) November 16, 2022
ひとしきりフカフカではしゃいだところで駅に戻ります。
サンライズ乗車
駅に着いたらコンビニへ。23時には閉店してしまうので、手早く飲み物や お土産を購入。
ホームに上がって在来線の終電を見送ったら、この日の最終はサンライズのみ。
— こばやしはじめ (@hajime) November 20, 2022
真の終電 pic.twitter.com/DrmqZUDjxg
— こばやしはじめ (@hajime) November 20, 2022
そして定刻通りサンライズ号が到着。今回は B寝台のシングルの個室です。
ほぼベッドだけの部屋ですが、ドアが付いたプライベート空間でくつろぐことができます。
シャワーカードはほぼ確実に売り切れているので、最初から諦めて備え付けの部屋着に着替えて寝酒の準備。
付属のカップの有効活用
ただ既に大分いい感じになっていたので割とすぐに寝てしまいました。
そして目が覚めたらすっかり朝。
小田原を越えた辺りまで来ていました
洗面台で顔を洗って、荷物の片付けをしたら、後は東京駅に着くのを待つだけ。
これにて旅は終了。お疲れさまでした。
余談ですが、個人的にはサンライズに乗るのは行きより帰りにしたいところ。
今回でサンライズの乗車は 5回目くらいですが、そのうちの 4回は東京に向かう上り列車で、東京発の下りに乗ったのは 1度だけ。
その時は旅行に向けた気持ちの昂りと、旅が始まる前なので元気なこと、そこに普段と違う環境というのが重なって、ほとんど寝ることができませんでした。(車輪のすぐ上みたいな部屋だったので、走行音が他の時よりうるさかったという説もアリ。)
帰りの場合は大体旅を終えて疲労している所。大体電車の時間までに飲んでいるので、いい感じで お酒が入った状態 (乗り逃せない緊張感でいい感じになる) で乗ることになるので、割とすぐに寝付くことができます。
さらに、行きの場合はサンライズを降りたら旅が始まりますが、帰りであれば降りたらそのまま家に帰って風呂に入れるので、シャワーカードを諦められるのが気楽な点の一つと言えます。(もちろん使えるなら使いたいですが、始発駅で買うかシングルデラックスで確定入手しないとほぼ無理ゲーです。)
シングルデラックスだとアメニティと共にシャワーカードもついてきます
そんなわけで、特に旅先の宿で寝付けないという経験をお持ちの方はサンライズは帰りの利用がおすすめです。
ほぼ乗り物に乗っていただけですが、ラグジュアリーな座席のひのとり、プライベート空間でくつろぐことができるフェリーとサンライズ号と、移動そのものを楽しむ旅になりました。
たまにはこんなのもよいんじゃないでしょうか。
まとめ
日程
出発:2021年 10月 (2泊3日)
- 計画開始:出発 5日前
- フェリー・ひのとり・サンライズの予約: 出発 4日前
- 新幹線の予約: 出発当日
訪問地
- 仙台
- 名古屋
- 神戸
- 姫路
宿泊地
- 1泊目:太平洋フェリー
- 2泊目:サンライズ瀬戸
旅程
1日目
出発、仙台からフェリー乗船
- 中野駅 → 東京駅 (JR中央線)
- 東京駅 → 仙台駅 (東北新幹線)
- 仙台駅 → 中野栄駅 (JR仙石線)
- 中野栄駅 → 仙台港フェリーターミナル (路線バス)
- フェリー乗船
2日目
フェリーで名古屋に到着、姫路からサンライズ乗車
- フェリーで朝食
- 名古屋港に到着
- 名古屋港 → 野跡駅 (路線バス)
- 野跡駅 → 名古屋駅 (あおなみ線)
- 名古屋駅 → 大阪難波駅 (近鉄特急ひのとり)
- 大阪難波駅 → 元町駅 (阪神線)
- 元町駅 → 兵庫駅 → 姫路駅 (JR神戸線)
- 姫路散策
- 姫路駅 → 東京駅 (サンライズ瀬戸・出雲)
荷物
- 無印バッグ + ショルダーバッグ(中)
- ノートパソコン
- 携帯電話
- 旅行パック
- 着替え 2日分
予算概算
約 71,000円
- 交通費:61,000円 (新幹線、フェリー、飛行機、その他)
- 新幹線:15,000円
- フェリー:17,000円
- ひのとり:3,000円
- サンライズ:21,000円
- その他:5,000円
- その他:10,000円 (食事代、お土産など)